どんな泥を使うのか

シャンプーよりコンディショナーより、やっぱりトリートメントにこだわりたい!
カラーやパーマを楽しむなら、トリートメントの質は妥協できませんよね。
化粧品のように、トリートメントもジプシー状態…という人も少なくないはず。
試したい商品を全部買うわけにもいかない手前、買う前に品質をきちんと知りたいし、出来ればリーズナブル、そして何より、効果抜群のトリートメントが欲しい。
そんな方にはおすすめしたいのが、「泥」です。
泥パックの他、クレイパックという呼び方もされています。こちらは聞いたことがある人も多いかもしれません。
泥というと、トリートメントと結び付かないばっかりか、何だか美容と正反対のイメージな気すらしますよね。
でも、心配はいりません。パックに使うのは、海底や地中深くで、長い時間をかけて磨き上げられた「粘土」なのです。
ところで、粘土って、茶色だけだと思っていませんか?
ネットの化粧品素材屋さんなどで調べると、きっと驚くはず。
黄色や黒など、茶に近い色はもちろんですが、ローズ色やピンク色もあるんです。
もちろん、着色ではなく、自然な色。
詳しい美容効果やトリートメント効果については後ほど触れるとして、泥のすごいところは、この色の種類だけ効果も幅広いというところです。
さらに髪や地肌、顔、体と幅広く使えるすぐれもの。髪に合わなかったとしても、別の場所でもトライできて、「買い損」になる可能性がとても低いのです。
効能や使用感が分かってくると、クレイを使って自分でチークなどのメイクアイテムまで作っちゃう人も珍しくないとか。
アロマテラピーや自然派化粧品のお店などで簡単に手に入れられるので、迷う前に、ぜひ一度試してみましょう。

驚きの泥の美容効果

色によって効能が違う泥。
もちろん、共通している部分もあります。
泥パックに使う粘土は、ざらざらと粒子が粗く、また汚れが付着している地表近くの泥と違い、とても粒子が細かく、地肌を傷つけない滑らかさです。
お肌に乗せると、まず、皮膚の上、また体内に溜まっている毒素や老廃物を吸い取ってくれます。
その威力は抜群で、ヨーロッパでは古くから医療にも使われていたほど。
今でも内服薬として泥を利用する地域がある、世界各地で認められたデトックス効果なのです。
そして毒素や老廃物がなくなった体は、泥の持つ豊富なミネラルや栄養分をグングン吸収します。
この2つの効果に、泥によって違いがあるというわけです。
髪と地肌にとりわけ効果的な泥をご紹介します。
まずはブルークレイ。髪のベタつきが気になったら使ってみましょう。
汚れの吸着力が泥の特徴ですが、その作用がとても強いのがこの種類です。
地肌になじませると、毛穴の余分な油脂を取り除き、肌を引き締めてくれます。
そして、イエロークレイ。こちらは、髪や地肌のパサつきが気になるときのケアに。
ブルークレイとは反対に吸着力がおだやかで、水分を補給する効果もあります。
さらに、紫外線ダメージをケアしてくれるので、日に当たり過ぎて髪がパサパサしたり、頭皮がヒリヒリ痒くなってしまった時にも使えます。
ただ、購入時に意外なトラップになるのが、泥の長所でもある種類の豊富さ。
お店でイエロークレイを探しても、そもそも黄色い泥だけで2,3種類置いてあって迷ってしまうかもしれません。
あるいは、調べていたのとは違う名前がついていて混乱してしまうかも。
購入にあたって迷ったら、店員さんに納得いくまで質問をして、満足できる買い物をするようにしましょう。

サロンで、自宅で、お試し

購入したら、早速使ってみましょう。
使用する泥の量は、大匙2~3が適量です。髪の量や長さによって、調整してみてください。
これを薬局で売っている精製水か、お気に入りのフローラルウォーターで溶きます。
泥と精製水(フローラルウォーター)の対比は、2:1ぐらいがベスト。
1つの器に入れたら、5分ほど置いて泥を柔らかくします。
次にこれを混ぜるのですが、さらに効果をプラスしたいなら、精油を1,2滴垂らしましょう。水と油が分離しないよう、しっかりと混ぜて下さい。
専用のすり鉢やベラ等を使用しても良いですし、気にならなければ、家にある小鉢とスプーンでも代用できます。
スプーンは、金属製だと変質するおそれがあるので、プラスチックか陶器を使用しましょう。
出来あがったヘアパックは、まずは肘の内側に少し乗せ、5分ほど待ちましょう。
どんなに肌に優しい成分でも、誰の肌にでも合うわけではありません。ヘアパックだけでなく、肌に直接触れるものはまずパッチテストをしたほうが無難です。
待ってみて、赤くなったり、かゆみがでなければOK。
後は、しっかりと濡らした地肌と髪に塗り込み、しばらく放置して、洗い流すのみです。
余ってしまったら、ついでに顔や体にも塗ってみましょう。
泥パックはさっぱりとした洗い上がりなので、初めて試すには夏が良いかもしれません。
自己流に不安があるなら、サロンに任せてみるのも1つの方法です。
プロに任せれば安心ですし、何よりパックの行程をじっくり観察することができます。
人の手に一度任せてみて、自分で出来そうと思えば、次は購入してトライしてみるも良し。
やっぱり自分でするのは不安だけど、仕上がりには満足なら、続けてサロンにお任せするのも良いでしょう。
ヘアサロンの他に、エステサロンや、泥やヘナのヘアケアを専門としたサロンもあるので、自分の満足のいく形でケアしてくれるところを探しましょう。